xpdとは †
(version 2.1.0対応)
構築を便利に使いやすくするツールです。
一括変更、使いにくくないですか?
種族は変更できませんし、努力値も入力できません。これらを変更する為にはポケモン毎に一々個別に編集しなければなりません。
また、日本語入力でひらがなとカタカナを入力するのもちょっと面倒ですね。
xpdを入れるとこうなります。
xpdがあれば、一括変更で種族や努力値の変更ができるため、ほぼ全ての作業を一括変更から行うことができます。
補完+ローマ字変換による入力支援をしてくれるので、ひらがなカタカナ気にせず楽に入力することができます。
例えば、ひっさつまえばなら「his Tab」だけで入力できます。
さらに、HP、性別、めざパのタイプを表示してくれたり、並び替えができたり、素早さ表が出せたりします。
xpdはブラウザ Firefox とアドオン Greasemonkey があれば使うことができます。
0日目(インストール) †
- Firefoxをインストール
xpdと関係なくオススメのブラウザでもあります。Internet Explorer等、他のブラウザを使っている方はこれを機に乗り換えてみてはいかがでしょう。
- Firefoxのアドオン Greasemonkey をインストールし、Firefoxを再起動
- 配布ページにある xpd.user.js をクリックし、xpdをインストール
xpdをアップデートする際は最後のこれだけでOKです。
↑の画像のようになればインストール完了です(再起動は必要ありません)。
1日目 †
xpdをうまく使うコツは、xpd上の全ての作業は「半角入力のまま行える」ということです。
試しに、どこかの技に his と入力して
Tabキーを押してみましょう。ひっさつまえばが入力できます。(下に出るのは補完候補です)
このように、xpdには強力な補完&変換機能が備わっているため、全角入力を行う必要が全くありません。
Tab の代わりに Shitf + Tab にすると逆方向に移動します。
左端のチェックボックスは並び替えに使います。
2日目 †
キーの表記 †
Windowsの場合 †
C -> Ctrl
S -> Shift
A -> Alt
Return -> Enter
C-j と書いてあれば Ctrl + Jを意味します。
Macの場合 †
C -> control
S -> shift
A -> option
Return -> return
C-j と書いてあれば control + Jを意味します。
基本的なキー操作 †
TabとC-jを覚えるだけでも段違いの操作感を得られます。
- Tab
C-i
- 補完をします。補完が完了すれば次へ移動します。
- S-Tab
C-S-i
- 補完をします。補完が完了すれば前へ移動します。
- C-j
- 補完が完了すれば次のポケモンへ移動します。
- C-n
- 下へ移動。nextのnです。
- C-p
- 上へ移動。previousのpです。
- C-l 0
C-l 1
...
C-l 5
C-l u
C-l l
- レベルを設定します。0から5がそれぞれ50, 51, 52, 53, 54, 55に、uとlが100と5に対応します。
3日目 †
コマンドとは †
xpdの多くの機能はコマンドとして使うことができます。
コマンドは A-x 押下後に現れるテキストボックスにコマンド名を入力、Return 等で決定すると実行できます。
コマンド名は Tab や Return 等で補完できます。
コマンドの中にはキーと対応づけられている物もあります(キーバインド)。
コマンドの入力は C-g で中断できます。
例えば、A-x version Return とすると、コマンド version を実行することができます。
A-xしたところ
versionと入力。補完が効きます
Return か C-m か C-j で実行。バージョンが表示されました。
主なコマンド †
- キーバインド(コマンド名)
- 説明
- (version)
- バージョンを表示します。
- C-s (display-speed-table)
- 素早さ表を表示します。最初は注目するポケモンの周囲のみ、2回押すと全体を表示します。
- A-t (transpose-moves)
- 技の並び替え。右隣の技と入れ替えます。
- A-k (kill-line)
- 一行削除します。
- C-x C-k (clear-all)
- 全行削除します。
- (open-in-party-box)
- パーティをParty Boxで開きます。
- (describe-all-command)
- コマンド一覧を表示します。
あとがき †
ここに挙げたのはxpdの機能の一部でしかありません。
「xpdとは」に全ての機能とコマンド/キーバインドの一覧がありますので、是非一度目を通してみて下さい。